起業するならスラムダンク(バスケットボール)を見習うべき5つの理由

ソーシャルビジネス

僕は中学高校とがっつりバスケットボールをやっていました。完全なスラムダンク世代です。床屋さんにスラムダンクの漫画を持ち込んで「三井寿の髪型にしてください」とオーダーして、結果的に何故かゴリのような髪型にされて凹んだこともあります。

さて、大人になって様々なスタートアップや事業を行ってきて思うのは、バスケットボールは起業する際にとても参考になる、という事です。とにかく似ているんです。

どこら辺が似ていて参考になるのか、その5つの理由をまとめてみました。

スポンサーリンク




1. 5人という人数がスタートアップ時の起業に似ている

バスケットボールは5対5のスポーツです。1人で戦うスポーツとは違いますし、サッカーや野球やラグビーのような大人数でもありません。この5人という役割が大人になって起業する時のチーム編成ととても似ています。

では、どのようなポジションがあるのかというと、こんな感じです。実際のスラムダンクの登場人物にも当てはめてみます。

ポイントガード: 牧紳一(海南)

司令塔でゲームメーカー。ボール運びやパス出しで組み立てる役割。

→ 社長や発起人、リーダーの役割。ビジョンを立てて周りに共有して指示を出すことができる人物。

シューティングガード: 神宗一郎(海南)

司令塔を補佐してフォワードやセンターとの間を取り持つ役割、苦しい時には自分で点も取る。

→ 副社長、リーダー補佐、社長の方向性を汲み取り周りとの調整を行う役割。空気と流れを読むのがうまく、全体を把握することができる人物。

スモールフォワード: 仙道彰(陵南)

とにかく攻めて外でも中でも点を取る役割。主にゴールより離れた場所から点を取る。

→ 目的を達成するために必要な戦略を立て成果を出す役割。企画やプレゼンのうまい人物。

パワーフォワード:桜木花道(湘北)

よりゴールに近いポジションで力づくでも点を取りに行くポジション。あらゆるリカバリーも行う。

→ 少し強引にでも成果を出す役割。営業などの体を張る仕事が得意で人脈を広げられる人物。

センター: 赤木剛憲 ゴリ(湘北)

ゴールに1番近いポジションで体を張って攻守を行う役割。チームに安定感をもたらす存在。

→ 財務などにも詳しくバックグラウンドで能力を発揮する役割。全体の状況を把握する経験もある人物。

これを見るだけでもわかると思いますが、ビジネスを始める上で的確なチーム編成ととっても類似しているわけです。司令塔が何人もいたら混乱、シューターばかりが揃ってもバラバラ、というチームはあまり良くありませんよね。

2.常に状況が変わるシーソーゲーム 走りっぱなしで休んでいる場合ではない

バスケは他のスポーツに比べても常に攻守が入れかわり走りっぱなしです。ここもスタートアップベンチャーに似ています。

守っている時から常に次の攻めのことも考え、攻めている時も常に次の守りのことを考える、こういった部分も参考になります。

例えば相手のシュートが三井寿の懸命なディフェンスで外れると瞬時に予測し、その外れたボールを赤木(ゴリ)がリバウンド(外れたボールを確保すること)を取ってくれると信頼し、早めに予測して流川楓が走り出して、とかですね。実際のビジネスでは、資金調達はあいつがしてくれて、営業先はあいつが頑張って取ってくるだろうから、今から完璧なプレゼン資料を用意しておこう、となりますね。

3.少しずつ積み重ねた得点がモノを言う

バスケは時に120対115なんてスコアにもなります。4クウォーターで2点(3Pシュートは3点、フリースローは1点)の積み重ねが勝利に繋がります。実際の起業も、いきなり良い話が舞い込んで成功、とはなりません。いきなりこのシュート決めたから100点ね、とはならないわけです。大切なことは常に2点の積み重ねです。

4.沢山ファウルができる、失敗することも重要

バスケは個人では4回まで(5回で退場)、チームでは各クウォーター毎に5回までファウルができます(6回目からは相手にフリースロー)。良いチームというのはこのファウルのバランスが良いチームです。縮こまってファウルを恐れていたら進むものも進みません。流れが悪い時にワザとファウルで相手を止めたりもします。ただ、勢い余っての退場にはビジネスでも気をつけましょう。僕は多分7回くらい退場しています。(でも退場しても次の試合をやれば良い)

5.ピボットという技術 方向性を変えながらゴールに迫る

バスケではピボットという技術があります。軸足を中心に身体の方向を変えて、ディフェンスの隙を作り出す技術です。(逆に相手にボールを取られないように身体の向きを変える技術でもあります)。

スラムダンクの山王戦で、オールコートのプレスディフェンスを仕掛けられたときに、宮城リョータがドリブルで相手の間を抜きましたが、その時に行っているのもピボットです。相手の体をずらしてわずかな隙間を抜いたわけです。(ちょっとマニアックでごめんなさい)

このピボットは特にスタートアップ起業の時には重要です。何故なら初めに思い描いた想定通りに事業が進むことはほぼ100%ないからです。

バスケの試合も一緒で、状況に合わせてすぐに小さな変更(時には大きな変更)をする事が求められます。ただし、向かうゴールは変わりません。

事業もどれほどピボットを繰り返せるかにかかっています。何故なら考え抜いたピボットを多くした分だけチャンスが生まれるからです。その上で、ファウルや失敗も覚悟して挑む事が重要です。

・チーム編成もピボットする可能性を考えておく

これはどのスポーツでも一緒ですが、特にスピーディーに流れの変わるバスケでは、状況に合わせてメンバーが変わる事も厭いません。実際の事業の場面でも士気の低下やプロダクトの方向性の変化による能力や考え方の不一致などが起こってきます。その時にはチーム編成も状況に合わせてピボットする必要が出てきます。

・1人で起業する時も外注でチームバランスを意識する

スモールビジネスを1人で始める際は、はじめの5つの役割を全て自分がやらなければならない場合があります。ですがどうしても自分には向いていない分野があるものです。ポイントガードがセンターは出来ません。

その場合は今は沢山の外注サービスがありますから、必要に応じて必要なポジションの人間と契約すると格段にやりやすくなりますよ。人ではなくてシステムでも良いです。作業を100分の1くらいに減らすこともできます。例えば経理などは僕はfreeeを使って自動化しています。

・まとめ

このようにバスケットボールとスタートアップベンチャーはとても似ています。バスケに限らず、自分がやっていた団体競技に当てはめて今のビジネスを見てみると、実は見えなかったものが見える場合が多いです。「あー、センターがいないからリバウンドが取れないのは当たり前だよね」とか「そもそも点取り屋がうちにはいないじゃないか」という具合です。

ソーシャルビジネスでも普通のビジネスでもこの観点は重要です。あなたもご自身の現在の状態に照らし合わせてみたらいかがでしょう?

というお話でした。

※ちなみにこの本も面白いです→「スラムダンク勝利学」

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました