JAMMIN カッコいいTシャツが寄付になる ソーシャルビジネス事例㉔

ソーシャルビジネス

「オシャレがそのまま社会貢献になる」というのはソーシャルビジネスにとってものすごく重要なことです。

今回はアパレルメーカーとして寄付付きのTシャツやアパレルグッズを販売する仕組みを展開しているJAMMIN さんを紹介します。

 

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Tシャツ1枚から700円が指定のNPOに寄付される仕組み

JAMMIN さんでオシャレなオリジナルTシャツを購入すると、週ごとに変わる支援先NPOへ1枚ごとに700円が支援されます。

どの団体に何故支援をするのかが明確なため、購入者も安心して購入することができます。

 

クラウドファンディング的な要素が入っている構造

(クラウドファンディングの仕組み ReadyForさんホームページより抜粋)

 

JAMMIN さんの素晴らしいところはその仕組みにあると思います。
というのも、僕からすると「これってクラウドファンディングの変形型だよね」ということです。

NPO側も「何故その金額のお金が必要で、何に使うのか」を明確にしています。
そして集客と情報の拡散をNPOが自然と行います。デザインのカッコいいTシャツはクラウドファンディングで言うところのリターンに該当していて、購入者は社会貢献価値とリターンの両方を受け取ることができる、というわけですね。
winwinwinの関係、三方よしの関係がうまく組み込まれています。

 

高いデザイン性と他では買えない希少性

まず単純に着たいなと思えるカッコいいデザインになっています。そしてもう一つ重要なのが、NPOとのコラボなのでその1週間の間しかそのデザインのものは買えない、ということです。
少し営利企業の話をしますが、希少性の分野で伸びたのがファストファッションのZARAなどですが、ZARAなどは一定期間でデザインが変わります。そこがユニクロなどと違うところで、街中でのカブリを抑えたことで個人の独自性を担保する(承認欲求を満たせる)ことに成功したから伸びたわけですね。

JAMMIN さんはこういったマーケティング上の人間の心理も上手に活用して、社会貢献を最大化する方に結び付けているのは素晴らしいです。

 

生産者がわかる透明性

デザインが良くてチャリティーになるとしても肝心のシャツがどこで作られてるのか不透明なら信用が落ちますよね。

JAMMIN さんは生産・染色は愛知県、裁断・縫製は大阪府、と完全国内生産でしかもどんな風に作られているのかまで全てオープンにしています。

これからの時代は何かを隠すことが不可能な社会にもっとなっていきます。ブロックチェーン技術(改ざん不可能な暗号技術)もそういった流れから自然と生まれた技術だと思いますしね。

 

何故700円も寄付できて利益も出せるのか?

ソーシャルビジネスを行う上で重要なことは利益を出してその利益を継続することです。事業の目的は社会貢献であっても、その手段としての「お金」はしっかりと考えておかなければなりません。

JAMMIN さんは1枚3400円、そこから700円が寄付、という設定が基本です。セレクトショップなどで買うよりもそもそもが安いですし、そこから700円の寄付だと単純に2700円の粗利ですから、結構厳しいのではと思ってしまいます。

ですが、JAMMIN さんは下記の理由からこの価格を実現させることに成功しています。

  1. 受注生産で在庫リスクゼロ
  2. ネット販売のみで店舗維持費ゼロ
  3. 一定のお金が集まってからの生産開始で個別生産よりもコストを下げる
  4. プロモーションはSNSのみ
  5. プロモーションは寄付先のNPOのファンに向けてNPOが自然と行う

もちろんトライアンドエラーを重ねて辿り着いたのだと思いますが、小売の難点である「在庫リスク」と「集客」をうまく仕組みとして解決しているのはものすごいと思います。
特に「5」の既にファンがついているNPOが自然と顧客を集める、という部分は信頼も構築せねばならないのですが、成り立っているのは凄いことです。

 

普段の生活がそのまま社会貢献になる

Tシャツって必ず買い換えていくものですよね?そういった中にJAMMIN さんはが一つの選択肢として普通にある社会がステキだなと思います。

JAMMIN さんは自社工場を作って障害者や社会的マイノリティの方々の雇用につなげる構想もしているそうです。

こういった取り組みが当たり前の社会になるように僕も頑張りたいと思います。

→買いたいよ!というかたはJAMMIN さんのホームページへ!

 

というお話でした。

(※写真はJAMMIN さんのホームページから抜粋)

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