実は日本には世界に誇るスーパーフードが結構あるということを前回の記事でお伝えしました。
→本当にすごい効果!日本が世界に誇るスーパーフードベスト10
その中でも特に僕らと関係の深い「味噌」について取り上げてみようと思います。
Contents
・昔からずっと食べている味噌
日本人なら小さい頃から必ず味噌汁を飲んでいましたよね?あなたは赤みそ、白みそ、合わせみそ、何派ですか?僕は今は赤みそにどっぷりハマっています。(ちなみに赤みそは結構クセがあるので具材を選びます。しめじは合いませんでした)。
味噌は大豆から作られる発酵食品として海外のセレブなどに人気の食材なんですよ。味噌は酵素の塊で、更にタンパク質、イソフラボン、ビタミンE、トリプシンインヒビター、コリン、リノール酸、メラノイジン、ビタミンBなど、体を作るうえで非常に有用な成分がこれでもかと含まれています。僕らにとってはあまりにもありきたりの食材なので気が付かないのですが、世界でもトップクラスの健康食品で、スーパーフードなんですね。
そんな味噌には一体どんな効果が期待できるのでしょうか?味噌が誇る5つのすごい効果をご紹介します。
味噌が世界に誇る5つのすごい効果
①老化防止 アンチエイジング
味噌にはアンチエイジング効果の高いビタミンEや女性ホルモンの活性化を促進してくれるイソフラボンが多く含まれています。また、白みそには米こうじがより多く含まれていて、今話題の飲む点滴と言われる甘酒と同じようなアンチエイジング効果を得られます。
②ダイエットの強い味方
味噌に多く含まれるダイエットの味方は「コリン」と「サポニン」という栄養素です。
コリンは肝臓の機能を高めて脂肪の蓄積を抑制してくれます。またサポニンは腸の働きを整え、不要な脂肪吸収を抑えながら効率よい脂肪燃焼を促してくれる働きをします。味噌汁ダイエットなども流行っていますが、味噌汁がダイエットに向ているのはこの脂肪の吸収を抑制して燃焼してくれる効果が期待できるからなんですね。
③生活習慣病の予防 コレステロールを抑制してくれる
高血圧や糖尿病、コレステロールの上昇、など生活習慣病を予防してくれるのも味噌のすごいところです。
味噌の含まれるレチノール酸やレシチンは血圧やコレステロールの上昇を抑制する働きがあります。高血圧やコレステロール値が高い人は「最近味噌汁あまり飲んでないな」ってことありませんか?お昼ご飯は和食を選ぶことをお勧めします。
④シミそばかすを薄くして美肌を作りだす
アルブチンという成分はご存知でしょうか?メラニンを抑制して美肌を作り出す代表格の成分なのですが、なんと味噌に含まれるリノール酸がこのアルブチンと同等の効果を発揮するんです。リノール酸はメラニン抑制以外にも肌の保湿力向上や抗炎症作用もあるので、合わせ技で美肌効果が期待できます。
⑤骨粗鬆症を改善する 骨が強くなる
骨はたえず生まれ変わっている(リモデリング)のですが、この生まれ変わりがうまくいかないと骨粗しょう症などのリスクが高まります。味噌のイソフラボンはこのリモデリングのバランスを取り戻し、骨粗しょう症のリスクを低減してくれます。また、味噌汁などにして他の具材と一緒に摂取したり、煮干しでダシを取ることから味噌汁自体がカルシウムの宝庫になるので、相乗効果で強い骨を作る役割を担っています。
・その他 乳がんの予防
国立がん研究センターがん予防・検診研究センターの研究では、1日3杯以上の味噌汁を飲む人は、飲まない人に比べてガンの発生リスクが低下することが証明されています。
他の大豆製品では同様の結果は得られなかったということなので、発酵食品としての味噌全体の効能と、「味噌汁」として他の具材などとの相乗効果によるリスク低下であると思われます。
まとめ
チアシードやアサイーなど海外のスーパーフードに目を向けがちですが、実は昔から食べていた「味噌」にはこんな様々な効果があったんですね!
特に一人暮らしを始めるととたんに味噌汁を飲む機会が減りますので、外食はできるだけ味噌汁のついている定食を選んだりしたほうがよさそうですね。
ちなみに僕がつくる味噌パスタは美味しくて界隈では有名なんです。うん、僕しか食べたことないけどね。
というお話でした。
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